piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

13 Jun 2006 曇り

午前中はIsingモデルの原稿書き。
今日午後から夏期実習(3日間)が始まります。計算通り午後早くに終わって、なんとか間に合いました。うん、仕事っていうのはこういう風にやるもんだよね。締切り間際の攻防戦の、緊張感がたまりません。いつか痛い目にあうぞ、と思われるかも知れませんが、大丈夫。何度も逢ってます。


仕事をギリギリになってやる人と、余裕を持って準備する人の2タイプの人がいて、両者は決定的に違う人種である、というのが私の持論。たまたまギリギリ派に属する人が、締切のはるか前に仕事を終わらせたとしても、それは例外的かつ瑣末的な事象であって、その人の存在をかけた仕事のやりようではないのです。つまり、ギリギリ派である私は、余裕派には絶対になれません。ならば、生き残るためには、間に合うタイミングを見極める術を研きあげてゆくしかないのです。人生は日々是修行なのですね。


latex2htmlを使ってみた。思いのほかきれいで、けっこう数式もいい感じに出たので嬉しい。今後まだまだドキュメント書きをしないといけないので、また使ってみよう。


午後、3時半より夏期実習。
実習に来たのは、マスターコースの院生さん×3人。今日はもう一人の担当者が講義して、私は聴きながらところどころ茶々を入れてました。せっかくだから何か、残るものがあると良いのですが。


追悼、岩城宏之氏(指揮者)。
演奏会で聴いたことはないのですが、「森のうた」、「指揮のおけいこ」、「オーケストラの職人」などの、プロの仕事の舞台裏を垣間見せてくれるエッセイは楽しく読みました。


追悼、ジェルジ・リゲティ氏(作曲家)。
一番有名な「アトモスフェール」を、まだ聴いたことがありません。手元にCDがあるのは、弦楽四重奏曲。なんとなく不穏な雰囲気が好きです。今久しぶりに聴きながら、この日記を書いています。


そういえばこのところ音楽をほとんど聴きません。BGMも邪魔なくらい静寂が心地よい時期と、通勤中も聴き続けるほど音楽が欲しい時期が、時々入れ替わります。気分の波と相関があるのかな。