piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

5 Mar 2010 曇り

急に暖かくなりました。今日はコートを置いて、ジャケットだけで外へ。

HAS研なる研究会に、クラウドの話を聴きに行きました。
研究会のタイトルは、「クラウドは大学を変えるか?」。最近注目を浴びている「クラウド・コンピューティング」ですが、それが何を意味してるかを考えてゆくと、すぐに曖昧さに飲み込まれてしまいます。今回のトークも、それぞれたいへん興味深かったのですが、クラウドとは何か?については今ひとつ焦点が合わないもどかしさも感じます。いわんや大学に於いてをや。進みつつある変革を的確に理解するのは難しいものなのか、あるいは、変わっているかに見えるのは、実は薄皮一枚なのかも。

研究会の最後は、クラウドとはちょっと異質の、「Ocha House」の紹介。こういう研究の話は楽しい。ただ、基礎科学に身を置いていると、「それで何が分かったのか?」ということを考えてしまう。野暮だ。