piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

23 Jul 2010 晴れ

非人道的に暑い日が続きます。今日は今日締め切りの原稿書きだけ済ませて、週末逃げ切りモード。いろいろ終わってないのだけど、来週に回せることは来週に。....と言いたいところですが、間に合わないので週末やります。


ということでさっさと切り上げて、夜はジョギング。秋まで昼間は走れないので、週末のトレーニングは金曜か土曜の夜になります。ゆっくりと1時間20分ほど走りました。暑いと本当にしんどい。走り終わって500mlのポカリスエットを飲んだのに、2kg減ってました。どうせ明日には元に戻るけど。

今年のつくばマラソンはすごい人気で、一日で定員に達したそうです。私は残念ながら、シンポジウムと重なってしまったので、今年は断念。何か他の大会を探して出ることにします。


今週のお題は「心に残るプレゼント」だそうです。
もう20年近く前の話。大学の同級生が、フランスに旅行に行きました。お土産にくれたのが、フランス語版の「ホーキング宇宙を語る」。私は英語とドイツ語を受講してたので、フランス語はさっぱりでした。でもまあ、本フェチ、もとい本好きなので、本は持ってるだけでも嬉しい。いつかフランス語を勉強して読もうと思い、邦訳には手を出さずにいました。

大学4年生の夏、骨肉腫で入院した彼を見舞いに行きました。見る影もなくこけた頬、力のない手で握手をして別れた彼が、彼岸に旅立ったのは、私達の院試の頃。終わった後で、最も仲の良かった友人からそのことを告げられました。そのタイミングは、皆の心を乱さないよう、最後の心遣いだったのかも知れない。

今でも時々、思い出したようにフランス語の入門書を紐解いて、毎回発音で挫折しています。いつかヤツに会った時に、「あれを読むのはたいへんだったんだぜ〜」と言ってやりたいのですが、このままだと「なんで読まなかったんだよ」と言われそう。何より、どんなことが書いてあるのか、ずっと気になってるのですよ、この20年間。「心に残る」じゃなくて、「心残りな」プレゼントの話でした。