piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

レッスンの日々(2)

(2001年8月頃の話です)

音程を取るのは、左手の仕事です。
私は既に書いたように左利きなので、左手は器用な方のはず。はずなんですがねー....

ヴァイオリンにはギターのようなフレットが無いので、押えるべき場所は感覚的に覚えないといけません。と言っても最初は難しいので、指を置くところにシールを貼ってもらいます。長い間、薬指のところの(解放弦の完全4度上)を取れなかったのですが、8ヵ月目くらいの頃に、無しで慣れるために外しました。

音程は、耳で聴いて判断するしかないのですが、まあなんとかなるみたい (あまり細かいことを言わなければ)。私は音感が無いので心配してたのですが。他の弦と共鳴する音はそれを手がかりにして音階を取って、それを耳に覚えさせてゆく、という気の長い作業を続けて行くしかないようです。

小指で押えるところが、必要な幅だけ開いてくれないので、小指の特訓です。養成ギブスがあればいいんですが、そういうものは市販されてないみたい。なので薬指と小指の間に物を挟んで開くようにします。これには、テーピングの芯がぴったりな大きさ。暫く続けていたら、かなり開くようになりました。多少は効果があるみたいですが、暫く放っておくとまた開かなくなってしまうのは、練習が足りないってことなんでしょうか。今でも私の左ポケットにはテーピングの芯が入ってます。

(つづく)