piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

8 Oct 2006 晴れ@西条(東広島)

西条酒まつり。

11時に西条駅前で、広大の友人と待ち合わせ。広島方面からの電車は満員状態でした。酒まつりはこの土日の二日間開催ですが、昨日は来なかったので、今日満喫するべし。

メイン会場は駅から大学へ向かう「ブールバール」沿いで、駅の近くにある公園です。ここにステージがあったり、入場すれば全国の飲み放題の「酒ひろば」があるのですが、酒まつりの醍醐味はなんといっても蔵めぐり。まずは私のイチオシの「山陽鶴」を目指して、メイン会場とは反対の方へ歩いてゆきます。

山陽鶴の「おり酒」(にごり)が好きなので、毎年まずこの蔵にやってきます。今年もまずおり酒(一杯100円)とつまみのごぼうのから揚げでスタート。蔵の人に顔を覚えて貰っていてびっくりしました。続いて近くにある、「賀茂輝」へ。ここは琴の演奏をやっていて雰囲気が良いです。試飲の熟成した古酒がたいへん美味。

メイン会場の方へもどる、ブールバールの道の両側は、屋台でいっぱいです。この部分は、私が広大にいる頃にはまだなかくて、その後区画整理で出来ました。駅前の様子もずいぶん様変わりして、ハイカラな感じになりました。

メイン会場の中も屋台でいっぱい。今年はステージに興味がないので、ざっと半周してから、次のターゲット、「福美人」へ。ここの枡酒(500円、枡付き)も外せません。塩をなめつつ、これを飲むと、ああ酒まつりだなー、と思うのですよ (つまりこの辺りから気持ちよく酔ってくる)。

もうひとつ、絶対に外せないのが「賀茂鶴」。ここでは500円で4種類の酒を試飲できる、利き酒コーナーがあります。やっぱり後のものほど、旨くなっていくのは当然として、実は一番気にいったのは、同じところで無料で試飲をしていた、にごり酒でした。これを一本購入。去年まで賀茂鶴で売られていた枡まねき猫を買おうと思ったのに、今年は無くて残念でした。復活希望。

少し離れているのが「賀茂泉」。ここにも旨い酒があるのですが、コーヒーを飲んでちょっと休憩。蔵の中の見学ができます。メイン会場の方へ戻りつつ、「亀齢」へ。ここは売ってるものが面白いです。前掛けとか、「すっぴんきれい石鹸」とか。今回はぐい飲みを購入。

他にも、西条鶴、白牡丹、千代乃春、桜吹雪と、全部で10の蔵があります。道すがらのビールや焼酎の屋台、食べ物や骨董市も楽しい。お子様用コーナーもあって、酒飲み以外の人にも楽しめます。昨今、飲酒運転に対する目が厳しいですが、こういうお祭りはぜひ止めないで欲しいです。

さて、最後は山陽鶴に戻って、美酒鍋で締めます。美酒鍋は、酒だけで味付けをした鍋のことで、酒祭りのいたるところで食べることが出来ます。日曜日の酒祭りは5時で終了なのですが、最後の客になってしまってすみません。今年もとても楽しい酒まつりでした。


ダメ押しに、広島に戻って、大学の時の研究室のメンバーで焼肉食べ放題へ。今日はちょっと食べすぎです。