piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

かすみがうらマラソン 2008

春のシーズンもフルマラソンで締めくくるというのが理想なので (本当は酔った勢い)、かすみがうらマラソンに参加しました。例によって無駄に詳しいレポートです。

今回で18回目を迎えるかすみがうらマラソン(兼国際盲人マラソンかすみがうら大会)は、フルマラソン以外にも10マイルと5km、ウォーキングもある大きな大会で、今年はフルマラソンだけでも11354人が参加ということです。つくば市のお隣り、土浦市の駅前近くの競技場がスタート&ゴール。 土浦市かすみがうら市にまたがるコースで、後半は霞ヶ浦を望みます。 制限時間は6時間。

会場に着いたのは9時過ぎ。 スタート前のエントリー、手荷物預けはスムーズにいきました。 トイレの混雑はマラソン大会付き物で仕方ないんだろうなあ。 屋台がいろいろ出てたのが楽しそうですが、それは戻ってきてからのお楽しみ。 (結局は楽しむ余裕なんてなかった。)


朝10時のスタート時は曇り空でした。 ほとんど最後尾からスタートしたので、スタートラインを越えたのは、競技開始から10分近く経ってから。 この大会もチップによる計測で、10kmごとのラップタイムまで記録してくれます。

いつもの自分のペースを刻みながら、少しづつ人々を追い抜いてゆくと、4kmくらいのところで5時間のペースアドバイザーの前に出ました。 このアドバイザーにどこかで再び抜かれるのかどうか。コースはまもなく市街地を抜けて、ひなびた道をアップダウンしながら東へ。 9kmくらいで一時間経過。 18kmで2時間経過。 まだまだ体が軽いので、前回のつくばマラソンよりもかなり良い調子です。

20kmあたりを走っている頃、雨が降ってきました。 気分よく走ってるので、ほてった体には気持ちいいくらい。 これがへたって歩いたり止まったりの時間帯だと泣きそうですが。 ハーフ地点のあたりから、霞ヶ浦を望む平坦なコースになります。 田んぼの多い地域。 眺望が一気に開けて霞ヶ浦のすぐそばを走れる、という訳ではないので、ちょっと期待外れでした。しかし沿道の応援や、バラエティのある給水、給食 (私設のものも多い)には励まされます。 遠くの霞ヶ浦のすぐそばを、ウォーキングに参加した人々が歩いてゆくのも見えます。


30kmくらいまではほとんど走ったままたどり着けました。 これは今までで一番良いペースです。 この時点で3時間10分くらい。 これなら根性が尽きない限り完走は間違いなさそう。 しかし33kmくらいからは、しばらく走って、歩いて、立ち止まって背中を伸ばして、また歩いて、というのをくり返し、少しづつ走る時間が短くなっていきました。 でも座り込んでしまうことだけはなんとか我慢。 体温が下がってきたので、腰に巻いていたウェアの上着を着ましたが、いつの間にか空は晴れて、日差しが眩しい。

だんだんとゴールが近づいてきて、40kmを越えました。 ウェアを再び腰に巻いて少しだけペースアップ。 残り200mくらいのところを競技場に向けて曲がると、やっとゴールが見えてきました。 そのままゴール! ゴール後はやっぱり体力が残ってなくて、横になってしばらく動けません。 日差しが強い。 リストバンドと時計のところに、陽焼け跡がくっきり残ってしまいました。


完走証はすぐに発行してくれて、それによれば、オフィシャルタイムが5時間13分14秒、プライベイト(ネット)タイム5時間04分35秒で、私のマラソン歴で最高のタイムになりました。 10kmごとのラップタイムは、順番に、1時間08分32秒、1時間03分34秒、1時間00分07秒、1時間36分00秒、ということで、30kmあたりまでイーブンペースで行けたようです。これをあと10km続けられれば..... というのが、次回の目標。 次こそはサブ5だ!