piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

かすみがうらマラソン2010

4月18日に開催された、かすみがうらマラソンに出場しました。今年はフルだけで約1万4千人が参加という、大きな大会です。思えばマラソンを走るのもこれが10回目という節目。よくまあ続けているもんだ。

今回は走りこみは不足してるわ体重は増えてるわで、なかなか厳しい条件ですが、今年最初の大会なので、少なくとも完走はできるように頑張ろう。朝は多少風が冷たく感じられましたが、気温は13度くらいで気持ちよい天気のマラソン日和。下は膝までのウェアに膝サポーター、上は鯉人Tシャツ、サンバイザーにiPodといういつものスタイルで走ります。体調は良かったのですが、如何せん体重74kg。近年のマラソンでは一番重いかも。

フルの部のスタートは10時です。この大会は参加者の多い割に荷物預けもスムーズだし、トイレもそれほど不足しないので、よく考えられているのでしょう。20分前にライバルのHさんと落ち合って、スタート地点へ。凄い人並みです。どうして人はこんな体力の無駄遣いにこれほど身を投じてしまうのか。まったくもって不思議だ。


いよいよスタート。実際にスタートラインを超えたのは約5分後(正確には4分18秒後)でした。前半はアップダウンが続きます。なかなか調子が良いので、前半で稼いでおこうと思って、気持ち良く飛ばします。20kmくらいまでは、グロスで2時間弱のペース。しかしこの辺りから少しづつペースが落ちて来ました。25kmくらいまではペースを落としながらも走っていられたのですが、26kmくらいで一度暫く歩いてしまいました。

このあたり、やはり練習で走っておいた距離の大切さを思い知ります。練習での最長距離の、3割増しくらいまでは大抵走れてるよう。27kmでHさんに抜かれました。この辺りからは例の如く地獄の道行き。暫く走って、暫く歩いて、を繰り返し、徐々に走っている時間が少なくなって、ストレッチに費やす時間が増えていきます。1kmづつが実に長い。

かすみがうらマラソンの嬉しいところは、30kmを超えてからの給水、給食の充実です。地元の人による私設のものも多いそうで、ひたすら多謝。霞ヶ浦を見渡す機会はあまり無い代わり、切れ目なく続く応援に、へこたれるチャンスがありません。


そうこうしてるうちに、39kmを過ぎると街中を抜けて視界が開け、やっと40kmを超え、ゴールが近づいて来ました。ここからは一気に走り過ぎたいところですが、体が思うように動かず、相変わらず走ったり歩いたり。それでもなんとか、ゴールにたどり着きました。もう動けない!

記録はグロス 4時間52分20秒、ネット 4時間48分02秒。前回よりもだいぶ後退してしまいました。スプリットタイムは、最初の10kmが57分08秒、次の10kmが57分58秒。しかし20-30kmの間が1時間06分04秒、30-40kmが1時間30分35秒。まあ非常に分かりやすいですね。30kmを超えても走りきれるよう、もう一度鍛え直して、秋のつくばマラソンを目指します。