piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

24 Sep 2022 曇り一時雨

昨日出張から戻ってくる予定だったのだけれど、途中で大雨のため新幹線が止まってしまった。 静岡で雨量計が規制値を超えて運転見合わせになり、その影響で乗っていた列車が小田原駅構内の待避線に停車。 結局4時間くらい待ったあと駅に移動して、東海道線で東京に向かったけれど、つくばまでは戻れず。 あと一時間早く決断してくれていればなー。始発まで時間をつぶしてる途中の風雨は凄かった。

という状況で読んだ本。
マリア・V・スナイダー「イレーナの帰還」。「毒見師イレーナ」シリーズの第2作で、かなり忘れていた第1作もついでに読み直して、面白さを再確認した。魔法も剣もある大人向けファンタジー。 細部の設定と伏線の引き方に引き込まれる。 2作目はイレーナが故国に帰ってのエピソードで、魔法が前面に出てきた。 3作目につながる形で終わったので続けて読むしかない。

ポール・ギャリコ「ジェニー」。 事故に遭ったピーター少年は、目覚めると真っ白な猫になっていた。 優しかったばあやに放り出され、ボス猫に痛めつけられたところを、雌猫のジェニーに助けられる。ジェニーに猫としての生き方を教わりながら、二匹の冒険が始まった。 嬉しいことも辛いことも不意に訪れる人生を、猫に託して語るギャリコの視線は暖かい。