piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

23 Sep 2020 曇り時々雨

コーディングと skype の打ち合わせが1件。 ずいぶん前の実装を改良して機能を追加する案件だけど、影響範囲が広くて頭をかかえている。 まずは指慣らし。

スマホの減量アプリの初級編がやっと終了。 7月6日に始めたので、30日分のエクササイズに2か月半もかかってる。 そして体重はまったく減っていない。 おざなりに反省しつつ明日からは中級編へ。 もう暑いからという言い訳はできないので、何か他のを考え中。

最近のミステリーその2。 横山秀夫「顔 FACE」「真相」「影踏み」。「真相は」短編集で、後の二つは連作短編集。「顔 FACE」は「陰の季節」の中の一篇「黒い線」に登場した、似顔絵が得意な婦警のその後。 男社会の中で悩みながらも警官として成長してゆく姿を描く。「影踏み」の主人公は出所したばかりの窃盗犯だが、耳の奥から亡き双子の弟が語りかけるという設定が独特。

22 Sep 2020 曇り

秋分の日。 結局あまり走れず、あまり読めずに、連休も終わってしまった。 この時間を無駄にした感は、それなりに気分転換にはなった。 三日するとまた週末なのは嬉しい。

上橋菜穂子「守り人」シリーズ、「夢の守り人」「虚空の旅人」「神の守り人 上、下」「蒼路の旅人」と読んで、7/10 まで来た。 残り3冊がクライマックスなのだけど、読みとばすともったいないので、次の週末まで待つ。 うっかり事故にあったりしませんように。

最近のミステリーその1。 ピエール・ルメートルの「悲しみのイレーヌ」「傷だらけのカミーユ」読了。 これは友人がぜひ読めというので借りて読んだ。既読の「その女アレックス」が間に挟まる三部作なので、本当は「イレーヌ」から読めればベスト。 どちらもミステリーとしての筋立ては秀逸で楽しめたのだけど、余韻が苦い。 と言いつつもう2冊借りてしまった。

7 Sep 2020 曇り一時雨

レフェリーの下調べ、固有値計算のパラメター探し、ファイルサーバの設定。 QCD の Lagrangian は1行で表せるけれど、深い内容を含んでいて未だに全貌が見えない。 もう30年近くこの式を見ているのに、近づけてる気がしない。 固有値計算のアルゴリズムは違う意味で厄介だけど、思うように動かなくても何か方法があると思える。 つまり今のところうまくいってない。 そしてファイルサーバには泣かされっぱなしで、自分の技術的不備を反省するのみ。 要約すると捗らない一日だった。

3月くらいから、ミステリーを年内に100冊読むという目標を立てていて、ようやく折り返し地点。 あと4か月弱というのはなかなか厳しいけど、ストックは既にあるので、あとはひたすら読むしかない。


6 Sep 2020 晴れ一時雨

9月になってしまった。 今日は気温はまだ高めだけど、高い空と心地よい湿度に秋を感じた。

今週のミステリーは、横山秀夫「動機」「臨場」「看守眼」、松本清張ゼロの焦点」。 横山作品は警察小説の短篇集で、それぞれ完成度が高い。「臨場」の主人公、倉石検視官のキャラクターが特に印象に残る。 「ゼロの焦点」は戦後ミステリー史に残る名作。 新婚早々に疾走した夫の行方を追う、主人公の心理描写と、時代背景(昭和30年代前半)から来る雰囲気が良かった。 多分一度読んでいるけどほとんど覚えていなくて、ストーリーを堪能できた。

今週のファンタジーは、上橋菜穂子精霊の守り人」「闇の守り人」。 これまで知らずに来たのが悔しい。 「精霊の守り人」は、精霊の卵を宿した王子チャグムを守る、女用心棒バルサの活躍を描く。 細部の描写に説得力があって引き込まれる。 「闇の守り人」は、25年ぶりに故郷のカンバル王国を訪れたバルサが巻き込まれる陰謀と、バルサの師や王国の秘儀にまつわる謎を巡る物語。 シリーズは10作まであるそうなので読むのが楽しみで仕方ない。