piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

最近読んだ本 (10月上中旬)

「本を読む暇が無い」って言ったら負けです。

  • 吾妻ひでおうつうつひでお日記 その後」
    角川書店、2008年。ウェブ版は読んでないけれど、活字になるとなんとなく読まずにいられない日記です。淡々と日々の記述+時々イラスト。本の評価が面白いけれど、私とはオーバーラップが少ないのであまり参考にならない。それにしても吾妻さんの描く女の子は、色気とあどけなさが共存してて、本当に可愛いなー。
  • 柘植久慶「名将たちの決断」
    中公文庫、1995年、単行本、1992年。実家に帰った時に久しぶりに読んだ本です。傭兵や外人部隊教官、特殊部隊を務めた著者の視点は、プロフェッショナルによる評価として筋が通っていて腑に落ちます。この作品は20年以上の構想を経て書かれただけあって、名将論として説得力のあるものになっています。登場するのは、以下の将軍。ウエリントン卿/ミシェル・ネイ元帥/ウィリアム・T・シャーマン大将/ヘルムート・フォン=モルトケ大将/マリー・マクマオン元帥/チャールズ・G・ゴードン少将/ヘクター・マクドナルド少将/ルイ・ボタ将軍/福島安正大将/児玉源太郎大将/黒木為腊大将/マクシミリアン・ホフマン中将/ハインツ・グーデリアン上級大将/ジョージ・パットン大将/ジャック・マシュ大将。そう言えばみんな陸軍だ。
  • 「ありがとう!栄光の広島市民球場
    洋泉社ムック、2008年。今年で最後を迎えた市民球場を称える一冊。広島人としては、市民球場には惜別の念を覚えざるを得ません。かつて強き赤ヘルの時代があり、その前には長く苦しい時代があった。そんな51年間を、歴史を彩ったヒーローたちへのインタビューやドキュメンタリーで振り返ります。更には、「新球場に異議あり!」まで。