piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

31 Jan 2011 晴れ

今日は現行スパコンシステムの最後の日。
午後から記念シンポジウムが開催された。 シンポジウムを聴きながら、私は現行機の上での最後のコード開発。 並列版とシングルノード版が同じ結果を出すことを確認したかったので、使い慣れた並列機に最後の仕事をして貰った。 なんとか矛盾しないことを確認はできたけど、共同研究者のコードと結果が違う.... この続きは某所のシステムで。

シンポジウムの後、シャットダウン・セレモニー。 システムAの停止ボタンを押す役を仰せつかってしまった。 これで正式な運用は終了。 一抹の寂しさと、無事に終わった安堵感で複雑な気分。 5年間ほぼ休みなく働き続けた計算機と、それを支えてきたスタッフの皆様には、心からお疲れ様と言いたい。


夜は懇親会。 お世話になった人に酒を注いで回る。 運転する人が多くて、私のイチ押しの酒を飲んでもらえない人が多かったのが残念。 ケーキも出てきたりして、盛り上がった会だった。 結局私の部屋での2次会まで、美味い酒を飲むことができた。

さよなら、SR11000とBlue Gene/L。 この素晴らしい計算機を使って研究できた幸せを、私は忘れない。