piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

19 Feb 2011 晴れ@大阪→つくば

出張で大阪に行っていた。 木曜の夜は、台湾から来たLさん、KEKに滞在してるOさんと落ち合って議論。 ずっと困っていたコードの問題について、議論の間にふとしたことで原因が分かった。

金曜はコラボレーション・ミーティング。 今回は計算機環境が変わったことへの対応が重要課題だが、結果についてもそろそろまとめないといけない局面。 この日までに終わらせておきたかったコードのチェックを、議論の合間に続ける。 なんとか新しいプロジェクトを始められそうな状態には持っていけた。 と思う。

土曜日はLさんと大阪の梅田で会って議論。 前日までで話は尽きたと思ってたが、これからの課題について思いの外長く話し込んだ。 バスで家の近くまで帰られるぎりぎりの時間に、大阪を出発してつくばに戻った。


出張中、時間があればジョン・ラコスの「大規模C++ソフトウェアデザイン」を読んでいた。 まだやっと1/3まで来たところだが、得るものはかなり大きい。 大規模化してゆくソフトウェア開発で、どうすればコーディングやテストを効率的に進め、コンパイル、リンクにかかる時間を抑えることができるか。 クラスのような「論理デザイン」に加えて、「実装デザイン」という観点から考察を進めてゆくのが新鮮。 類書があまりないと思う。

しかしこの本、700ページあるので、持ち運ぶだけでもかなり大変。 これに限らず、プログラミングの本は大きくて重いものが多い。 1,2日の出張用に、小さめのキャリーバッグが早急に欲しい。 電子ブックリーダーはこういう場合には便利なんだろうなー。