piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

レッスンをはじめよう

(2001年8月頃の話です)

本やウェブなどの情報によれば、やはりレッスンに通うのが常道らしい。 そこで初めは、電話帳なんかで教室を調べてみたりしていたのですが。 近くのショッピングセンターにある楽器屋さんでヴァイオリンを眺めていたところ、ヴァイオリン教室の広告を発見。 店の中のスタジオで週1回の個人レッスン、大人でも、楽譜が読めなくてもOKだそうです。 しかもその時見ていたヴァイオリンがすごく気に入ってしまって(色とか形ね)、これはもう運命に違いない。(この思い込みでよく痛い目に遭う...) ということで、店員さんに勧められるまま、いつの間にか体験レッスンに申し込んでしまっていました。

体験レッスンの時には、ヴァイオリンは借りる事ができて、それは店先で見てていいなあ、と思ったヤツです。 持ち方を教えてもらって、こわごわ構えて少し弓を動かしてみると、「♪」、ヴァイオリンの音だ! (そりゃそうだ) 終った時にはもうすっかりやる気になっていたので、もちろんその楽器をそのまま購入。 やはり運命には逆らえないのだ。

そのヴァイオリンはですね、ルドルフ・フィードラーなるメーカーのもので、チェコ生まれ。セット (弓、ケースその他) で 約9万円です。思っていたほどは高くなかったけれど、やっぱり弾けるようになる前にやめるのはもったいない。

先生は20代半ば(推定)の、関西弁が似合うボーイッシュな女性。そりゃーもう、がんばらなきゃ、ですよ。教本は鈴木慎一著、CD付きで、鈴木メソードとして有名なんだそうです。 いくつかの中から選べたのですが、これが標準的らしい。 最初の曲は「キラキラ星 変奏曲」。

こうして、レッスンの日々が始まりました。

(つづく)