(毎年のことながら、無駄に長いです。)
今年は9時半スタート。
一時間前くらいに行き、ゼッケンとRCチップを受け取り、荷物を預けます。去年はここで手間取ってスタート時間に間に合いませでした。手荷物預りは、今年も混雑はしていますが、入口と出口が分かれるなど、改善もしている模様。今回は、去年と同じ折り返しのあるコースですが、その折り返し地点(22.4km)と31km地点に、関門ができました。タイムリミットはそれぞれ、3時間と4時間半です。
今日は、上は赤い「鯉人(こいんちゅ)」Tシャツ、下は膝までのウェアで、膝にはサポーター、といういでたちです。右足はテーピングで固めてありますが、特に痛むこともない様子。後半のためのランニングウェアを、初めは腰に巻いてスタートです。iPodも装備。体調は良くもなく悪くもなくといったところで、体重は73kgくらい。
5時間のペースメーカーのあたりで待ち合わせにしていたのですが、今年はスタートでの並びかたが変わって、ゼッケンナンバー順の位置になりました。その辺りで、HSMTさん、SKGCHさんと落ち合いました。スタート前の挨拶によると、今年はフルマラソンに1万人以上参加してるそうです。
いよいよスタート。後ろの方なので、ゆっくり歩き出します。スタートラインを越えた時間は確認するのを忘れました。
最初は筑波大の中を一周。東大通りへの出口近く、沿道で手を振るUMDさんの姿が。え？あれ！？
東大通りの車道を走るのは、毎年ながら気持ちいい。10kmくらいまではゆっくり走ります。例年だと、この辺りで5時間のペースメーカーを追い越して、その後追い抜かれる、というパターンなのですが、今年は遅めのペース。結局最後まで、ペースメーカーを捉えることはありませんでした。
10kmの辺りから、ややペースをあげます。KEKの側を過ぎ、北部工業団地の方へ。再び左折すると、長い直線コースを折り返し地点まで南下します。陽射しがかなり強くて、気温も上がってきました。少し頭痛がするのは、陽射しのせいなのか、エネルギー切れのためか。17kmくらいまではまだ走っていられたのだけど、このあたりから走り続けられず、断続的に歩きます。どうもエネルギー切れのよう。HSMTさんとSKGCさんに追い付かれて、暫くは一緒に走るも、ついてゆくのは断念しました。
折り返し地点(22.4km)の第一関門は12時10分頃通過。ここまで2時間40分ですが、今回は体内のエネルギーが全然足りていないので、ゴールできるかは不安。24kmあたりでUKTさんに遭遇。走ったり歩いたり止まって休んだり、の私を、歩いて追い抜いていきます。ストライドが長いので、同じ歩きでも全然スピードが違います。
冷えてきたので、腰に巻いていたランニングウェアを着用。この辺りから、とにかく腰が痛い。一度座り込んでしまうと、立つのが辛い。エネルギー庫が空っぽなので、バナナが出るとすごくうれしい。給水にコップがなくなって、バケツから柄杓ですくってくれたりしています。
頭はあいかわらず痛くて、座って休んだあと立ち上がると、立ち眩みでクラクラ。ああ、今脳細胞が着実に死んでいってるような気がする、研究者生命賭けてるよ....なんて、リタイアの伏線みたいなことが頭をよぎります。歩いたり休んだり、時折り走ったりしつつ、31km地点の関門(制限4時間半)を、なんとか10分前に通過。おしるこの甘味が胃の腑にしみ通ります。
さて、あとはとにかくいけるところまで行こう。「鯉人」シャツを着て簡単にリタイアする訳にはいかないし。腰が痛いときは、歩くよりむしろ走る方が楽なので、体力がある限りは走るようにします。普段腰痛はまったくなくて、マラソンの時は痛んでも後に残らないので、腰は労りません。が、ときどき我慢できず、座り込んで休憩。
無限遠点(東大通りと西大通りの交差点)まで戻ってきて、34km。ここから暫くはジョギングコースなので、だいたい距離感がわかります。残り5kmの地点を過ぎ、陸橋を渡って要(地名)へ。ここまで5時間半。6時間以内は諦めたけれど、なんとかゴールまでいけそう。毎年このあたりではグロッキーで、例年に比べてもそれほどひどい状態でもなさそう。
今年はスタート時間が早くなったので、筑波大に入っても、まだ明るい。時々でも走れるので、2年前とかよりはマシな状態か。ゴールが近付いてきて、まだゴールがあるのでほっとしました。トラックに入ったところにUMDさんとM-ちゃんがいるのを見付けて、手を振るも気づいて貰えず。とにかくトラックを3/4周回ってゴール！！
電光掲示板の時計では、6時間18分53秒でした。
今回何人かの人に打倒宣言されてましたが、UMDさん以外には打倒されてしまいました。来年は私が打倒宣言します。ワインはなんと初マラソンで4時間を切るという大健闘のM-ちゃんに進呈。いつか倒すよ！ (いつになることやら)
それにしても、本番の調子とそれまでの調子の関連が、いまだに捉え切れません。今回そんなに悪くないと思ってたのになー。次はダイエットからきっちりやらねば。
最後になりましたが、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました！
