piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

28 Dec 2008 晴れ

今年最後のバイオリンのレッスンに行ってきました。
今練習してるのは、クライスラーの「愛の悲しみ」。京都にいた頃に某氏に頂いた楽譜で、最近やっと手を出せました。「愛の喜び」とペアになってることが多いのですが、こちらだけってのは、何かの呪...いやなんでもありません。素晴らしい曲です。出だしの主題の憂愁、それに続く決然としたメロディ、転調後の明るい中にも何か懐かしむような旋律.... というのは、CDを聴いて持ったイメージなのですが、それを表現するのはなかなか大変。技術的な問題もさることながら、能天気な人間なので説得力がないんだよなあ...
今年は前半、発表会があったのでけっこう弾き込んだのですが、後半は忙しさに甘えて、練習がなおざりになってしまいました。来年はコンスタントにさらって、音程をしっかり安定させるのが目標です。特にポジション移動の精度を上げたいところ。


ヘンデルの「メサイア」を聴きながら書いてます。実はヘンデルの曲のCDを買うのは初めてなのですが、クラシック好きとしては押さえとかなきゃいかんなー、と思って、3タイトル購入。あとの2枚は、水上の音楽+王宮の花火の音楽と、ヴァイオリンソナタ集。
メサイア」は、イエス・キリストの生涯を描いた、独唱、合唱、管弦楽チェンバロとオルガンのための3部からなるオラトリオ。CD2枚組の、けっこう長い曲です。第2部最後の曲の合唱「ハレルヤ!」が有名。宗教曲の荘厳な雰囲気は好きですが、異教徒なので、共感に基づいた感動まではいかないのが、もったいないような気がしないでもありません。


今日の酒は、池田の酒「冠泉」本醸造福井県池田町でとれた米と水で造った酒だそうです。忘年会のビンゴゲームの景品なのですが、提供者に感想を聞かせよと言われたので、ここに記します。日本酒らしい味わいの、コクのある辛口。余韻の引き方が次の一口を誘って、なかなかやめられません。つまみにした薩摩揚げともよく合いました。今日は冷で頂きましたが、熱燗もいいかも。