piyopiyo diary

幸せまで五十歩百歩。

15 Nov 2020 晴れ

昨日ジョギング 9 km。 今一つ距離が延ばせない。 右ひざに少しダメージが残る感じ。 まあ焦らずに少しづつ。

ジョセフィン・テイ「時の娘」読了。 極悪なイメージで語られるリチャード三世の実像を、同時代の資料から探ってゆく歴史ミステリー。 療養中のベッドで推理するというスタイル、対象が歴史の謎というプロットは、高木彬光「成吉思汗の秘密」に踏襲されて、そちらを読んだ時に本書を知った。

しかしリチャード三世の悪評を知っていた方が面白いかと思い、まずはシェイクスピアの「リチャード三世」を。 これはなかなかの悪役っぷりだけど、次の支配者の都合で歴史が書き換えられるのはよくあること。リチャードを倒してテューダー朝を起こしたヘンリー7世の意図は感じられる。 それにしてもリチャードとヘンリーとエドワードが何人も出てきて混乱する。

で、歴史書ではどうか? ということで、今は川北稔編「イギリス史 (上)」を読んでいるところ。 下も読まざるを得ないし、またどこかに興味が流れていきそうな気がする。 シェイクスピアももっと読んでおきたいし。 こんな感じで、1冊読み終わると3冊増える。